朝食をレストランで

いつも朝食は居室で済ませているが、今朝は階下のレストランへ。

レストランのスタッフが、私共に「驚いた!」とオーバーな反応をした。朝食をレストランでとる人は少ないと思っていたが、大勢いることに私は驚いた。

3種類から選ぶのだが、私共は「粥膳」を選ぶ。「粥膳」を選ぶ人が少ないとみえて、

たくさん待たされた。茄子粥に大根と肉団子の煮物に山菜お浸しが付いている。

充分であった。

朝食後に図書室へ行って新聞を見た。朝食の準備や片付けなしで過ごすのは、こんなにノンビリと過ごせるものなのかと思った。朝はいつも慌ただしくしていて朝の空気や光を十分に味わっていなかったような気がした。

ベランダのカレープラントが伸びて花も付けた。西側ベランなので植物を育てるのは難しいが育ってくれたのが嬉しい。このまま眺めていたいが切り詰めた。切った花茎はドライフラワーにする。

 

随分に前に描いたSMサイズの絵を掛けてもらう。

ホームのレストランへ向かう廊下、壁の一部に入居者が描いた絵や写真などを掛けてくれる。夫が「お前も掛けてもらえよ」と言う、恥ずかしいので迷ったが一大決心をして掛けてもらった。やはり、恥ずかしい。それは謙虚な気持ちとは違うような気がする。

自ずと他の作品を比較してしまう自分、また他者の目を意識してしまう自分の卑小さに気がついて、胸底に陰りがさすことだ。