2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

久しぶりに絵筆をとる 心掛けることは無心になること 絵が壊れた! 必然に湧いてくるものがない 枯れたんだな~と思う なんとか収まっていた絵が崩れ、壊れた! ただ無暗に進めていたから当然

「死者との対話」石原慎太郎 7篇から成る。 自らの体験、想念を7篇に語るも 私も死を意識せざるを得ない年齢にあるので死について興味を持って読んだ。 「暴力計画」は無残な死を招いたインパール作戦での司令官を追い詰めるのであったが いくらでも理不尽極…

「すみなれたからだで」窪美澄 八つの短編集 老いのせいか それぞれの題名も覚束ないのだが忘れていた感覚を思い起す(笑)

暑かった クーラーがないと過ごせないと思う 本を片付けている 捨てるには忍びない 筑摩書房世界版画全集16巻 印刷が素晴らしい ネット検索してみたらヤフオクで全16巻まとめて7千円でも売れていなかった 16巻は運ぶのも大変な重さ 発送は大した作業のはず …

つげ義春「つげ義春日記」 昭和58年初版が出て、59年に第二刷発行された本を図書館で借りてきた。 夫も読んだ。 ご存命にもかかわらず、最早伝説化されていらっしゃるつげ義春氏 日々の生活が虚飾なく赤裸々に、登場人物も実名で書かれている さぞかし物議を…

オルハン・パムク「赤い髪の女」 ノーベル文学賞作家の傑作長篇 父と子との関係を古典悲劇と重ねて物語が展開して行く 赤い髪の女がモチーフを繋げ 重層的な物語の中へ引き込まれて行く。 物語の始まりに以下の文を読み 読み終わってから、あらためて読み返…

梅雨が終わり、いきなり猛暑 覚悟していたけど、すごい日差し 絵を片付けなくては サッサとやらなくては その上で、まだ描こうとしている私がいる 身辺をサッパリさせなくては 明日こそ、削ろう! 半年ぶりに美容院へ行った 伸びた分を切ってもらった 鏡に映…

夫が出かけた。フッと緊張が解ける。深呼吸してみる。けれども空っぽになっている。そこへ自分を注ぐはずなのに、どうしようかという思い、迷い、そうこうしている内に夫が帰って来て、緊張して夫の気配で空っぽが埋まる。