つげ義春つげ義春日記」

昭和58年初版が出て、59年に第二刷発行された本を図書館で借りてきた。

夫も読んだ。

ご存命にもかかわらず、最早伝説化されていらっしゃるつげ義春

日々の生活が虚飾なく赤裸々に、登場人物も実名で書かれている

さぞかし物議をかもしたのではと思う

所々に挿入されている写真にも見入ってしまった

写真の息子さんが可愛い

何につけ心配性の気弱な日々の暮らし、本人にとっては大変なことでも

他人事として読むのだから可笑しく面白く

悲観的観測ばかりして自らを不幸にしてしまいがちな自分にとって親しみを覚えて

救われるような気持ちにもなった。

夫は憤っている。企業戦士だった夫が怒った。本を楽しんで読めなかったようだ。

まるで部下を叱るように、つげ義春に苦言を呈していた(笑)

 

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